日本にプロ野球(職業野球)が誕生して80周年だそうだ。
ちなみに私の高校は創部110年。
職業野球誕生より歴史があることになる。
そこで、プロ野球ベストナインというものを発表した。
これは、各ポジションでベストナイン受賞最多の選手により
「ベスト・オブ・ザ・ベストナイン」を表彰するものだそうだ。
投手 : 別所 毅彦 6回
捕手 : 野村 克也 19回
一塁手 : 王 貞治 18回
二塁手 : 千葉 茂 7回 同 : 高木 守道 7回
三塁手 : 長嶋 茂雄 17回
遊撃手 : 吉田 義男 9回
外野手 : 張本 勲 16回
同 : 山内 一弘 10回
同 : 山本 浩二 10回
同 : 福本 豊 10回
私がこの中で現役時代のプレーを見ているのは山本浩二と福本。
そして野村は西武時代にかすかに見たような見ていないような。
これとは別に昨日NHKBSでベストナインを決めるという企画の番組を見た。
酒のつまみには最高に楽しい時間だった。
ゲストが古田と小宮山。それから野球好きのタレントで作られていた。
元プロの目線であり、
実際に対戦あるいは一緒に戦った選手の感想を交えるので面白いのだ。
一回目の放送はセ・パそれぞれのバッテリー編。
ピッチャーは速球、コントロール、変化球、リリーバーで一般視聴者からも投票され、
順位ごとにポイント制としていたので
1位の選手が必ずしもベストナイン1位になるとは限らず、各項目でポイントを重ね、
最高得点の選手がベストナインに選出される仕組みだった。
以下記憶を頼りに
セ・リーグ
速球王・江川:
「スピンの効いた真っ直ぐは球速以上に伸びるような感覚に陥る真っ直ぐだった。」
「江川が最も速かったのは高校2年生くらいの時」
と小宮山の早稲田時代の助監督で作新出身の人が力説していた。
とのこと。
その他
江夏:
「奪三振をONからとるために、その他の打者をゴロもしくはフライでアウトにとるという芸当。」
金田:
「本人に言わせれば、必ず俺が一番と言うはず。」
「金田さんは会うたびに球速が上がっている。(笑)」
「今では170キロくらいまで到達している。(笑)」
山口:
「3日前から振り出さないと当たらない。という昔ながらの表現。」
コントロール王・北別府:
「速い球を投げるには右ピッチャーなら左肩を上げれば、リリースまでの距離と反動が使え速くなる。これを捨てた選手がコントロールがよい。当時広島には外木場、池谷という速球派のエースがいたのでコントロールを磨いた。」
その他
岩隈:
「クマゾーンと言われる四隅をつくコントロール術。」
「ストライクを先行させ、打者を打ち取る投球術を身につけた男。」
上原:
「古田が受けた中では最もコントロールが良いピッチャー。」
「真っ直ぐを構えたところにパンパン投げ込むのでオールスターでのブルペンが楽しかった。」
変化球王・伊藤:
「スライダーと言うことに関して言えば古田が受けた中では間違いなく1番。」
その他
星野:
「プロの打者が「来た、来た、来た」と思って打ちに行ってもまだ来ないスローカーブ。」
潮崎:
「一度浮き上がって、そこで止まって、それから落ちていくような感覚。」
今中:
「あの軌道ではボールと言われかねないので、投球練習時に本気のカーブを一球投げ審判にストライクであることを確認するほど異常な軌道。」
リリーバー王・佐々木:
「フォークは野茂より上。真っ直ぐも速くてコントロールが良かったからなおさらフォークが生きる。」
そんなところでセ・リーグのバッテリー部門は、江夏-古田。
リリーバー佐々木となった。
パ・リーグは・・・