昨年の夏、全国制覇した前橋育英高校が春の群馬大会で初戦敗退したそうだ。
前橋育英高は秋も初戦敗退しているので、これで夏の日本一チームが
秋、春の地方大会で初戦敗退したことになる。
これはおそらく高校野球史上初めての出来事になるだろう。
夏からは新チームになり、日本一のチームとは選手が替わっているとはいえ、
日本一チームが地方大会の秋、春と連続して初戦敗退だから。
もう10年以上前になると思うが、現ヤクルトの武内が智弁和歌山で2年生の時、
3番を打って夏、全国制覇した。
翌年、キャプテンになった武内の智弁和歌山は夏の県予選初戦で姿を消した。
この時、前年日本一チームが、
翌年の夏の予選初戦で姿を消すのは史上初めてと話題になったことを覚えている。