少し前にこんなことが話題になっていた。
日本球界に“キューバ危機”か オバマ大統領“点数稼ぎ”国交正常化交渉
最近、野球選手の国外契約が解禁されたキューバだが、
これで、世界各国、特に北米リーグへの選手の流入が多くなるだろう。
争奪戦というよりは売り込み、挑戦が増えると思われる。
日本にも急にキューバ選手が多くなったのでもっと顕著になるだろう。
と同時にキューバのナショナルチームが弱体化するのではないだろうか。
キューバ選手がMLBに所属すれば、厚遇なその地位を守るため
所属チームでのベストパフォーマンスに専念する選手がたくさん出るからだ。
ナショナルチーム参加でけが、調整不足などにつながる危険を避けるため代表拒否となるはず。
日本代表も前回のWBCの際は、現役大リーガーが所属チームでの大事な時期を迎える選手が多く
代表を拒否してきた。
イチローは3度目の世界戦参加は2回目時点でないと思っていた。と発言し、
ヤンキースでの自分の立場を優先した。
松井は終始、所属チームへの献身のため拒否し続けた。
青木も渡米2年目の勝負の年。ダルビッシュも同様。
黒田も1年1年が勝負。
みな大きなリスクを負って代表参加とはならない。
第一回WBCの時、王は監督を引き受けた。
球界の
王におんぶにだっこの体質。
日本野球の発展のため。
ここぞの時の王のネームバリュー。
これらの理由により王は受諾したが、当時、ソフトバンクの監督をしていた王が
自分のチームのキャンプ中という大事な時期に、それをおっぽりだし、代表監督になったことには
疑問に思ったものだ。
所属チームでのベストパフォーマンスのために専心する。
当然の姿勢だ。