毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

「松坂をさらし者に」、今週の注目出来事

Generated by IJG JPEG Library

「松坂をさらし者に」 ソフトB佐藤コーチの指導法に権藤博氏が怒り

 

コーチという名からしたら教える人と解釈できる。

 

しかし、コーチの役目は自分の持ち場の選手の状態、力量を把握して

監督の戦法、兵法に合わせて、最適な人材を助言することだ。

 

また、選手の相談役。

そして

経験、パイプを生かした、技術の伝授にあると思われる。

 

ベテランには技術の指導はしにくいもの。

 

それまでの実績を生かすには、本人の考えを尊重することを選択しがちになるはずだ。

 

松坂は経験も実績も十分だから、技術指導するにはコーチの方にも本来、勇気がいることであり、

選手もコーチの現役時の実績を知れば、聞く耳をもたないこともある。

 

コーチが言うようにやって結果が出るなら、

コーチが現役時、自分より実績を残せてしかるべきと思うからだ。

 

王は若いころ、長嶋が、誰彼かまわず、助言を求めている姿を見て

「あれだけの能力がある人が、なぜ自分よりも劣る人の意見を聞くのか」

と疑問に思ったということを聞いたことがある。

 

ベテランにはやりにくいが、新人にはやりやすい。

しかし、新人に指導し、フォームに手を加えたりした場合、変えて結果が出、その後、不調でまた変える。

 

これを繰り返して

実は一番最初の変えなかったとき、が一番良かった。

つまり高卒だったら高校時代が一番良かった。

なんてことがある。

 

このことについてはまた今度。

 

【巨人】阿部、160キロマシン打ちで140メートル!3発!

 

 

私が、今シーズン注目しているのが阿部。

 

かつて三冠王に手が届くほどの打撃を、

キャッチャーという過酷なポジションでやってのけたほどの選手だ。

 

それが、ファーストという楽なポジションでどんな働きをするのか。

 

キャッチャーとファーストでは負担が雲泥の差だ。

 

キャッチャーは、全ての投球を受けること。

相手打線を常に頭に入れているため、ベンチにいるときでも考えること。

勝つことが優先されるため、自分の打撃より点を与えないことに神経が向くこと。

落ち着いている時間がないため、相手ピッチャーを観察し、自分の打撃に生かす時間がないこと。

 

など打撃には不利な点が多い。

 

かつて

イチローがヤンキースに移籍した際、スター軍団の中でワンピースとなり、どんな働きをするか、

あらたな輝きを放つイチローが見られるか、と期待したが、

我々が描く、イチローたる輝きは感じられないままだった。

 

年齢を重ねた阿部には、その時のイチローがダブる。

ぜひともかつてのような爆発を期待する。

 

しかし、プロ野球選手が金属バットなんか使って練習するものなのか。

危険と思えるほど打球は速く、飛んでいくはずだ。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP