以前に名球会入りの条件ということで、野手(打者)と投手ではその条件に差があるという話をした。
投手の方が圧倒的にクリアするには難しいという話だ。
また、一人新たにその資格を得る選手が誕生した。
和田。
大学、社会人を経ての大台は古田、宮本に次いで史上3人目。
42歳11カ月での到達は13年谷繁の42歳4カ月を塗り替え、最年長記録となった。
やはり大学→社会人は40歳を過ぎて、なおも現役でないと達成できない。
その3人がさらに達成の難しい右打者というのもおもしろい。
和田は県立岐阜商業という岐阜県の古豪であり、名門出身でプロ入り時は捕手だった。
県岐商では不世出の天才ランナー・高橋尚子と同級生。
私の2つ年上だ。
以前、東京の立川で和田が歩いていて、一般の人にサインをしているのを見たことがある。
ちなみに立川は、西武球場に程よい距離にあるのでビジターチームがよく、宿泊先にする。
15年ほど前だったろうか、ビジターで西武戦があったオリックスが
やはり、宿泊しており、ホテル前にちょっとした人だかりができていた。
すると、突然その人だかりが騒ぎ出した。
イチローが出てきたのだ。
試合を終え、リラックスした状態で、街へ出てきたのだ。
しばらく、その後を追ってみた。
信号待ちしているイチローに、失礼ながらも握手してもらった。
プロ野球選手としては細身のイチローだが、握手してもらったその手は分厚かった。
また、巨人と西武が日本シリーズを戦ったおそらく94年だと思うが、西武球場での1戦が終わり、
立川の宿泊先まで帰る巨人のバスの後ろにたまたま、ついたことがある。
空いた窓からたばこの煙と手にしたタバコがのぞいていた。
かしこの窓から煙とたばこが見えるので、「野球選手は喫煙者がこんなに多いのか。」
と少し、驚いたものだ。
和田は、43歳になるが、バッティングは変わらないように思える。
バッティングが変わらないというのは、体の強さが変わらないということだ。
40歳を超える選手たち
松井、高橋、井端、谷繁、井口そしてイチローに激しい衰えが見受けられるが、
和田はそんなに変わっていないように見える。
私には小笠原もそんなに衰えていないように見えるが。
立川で見た和田の印象は、下半身が太い。ということだった。
やはり、プロ野球選手は例外なく下半身がしっかりしている。
「野球選手はケツで買え。」だ。
この下半身のおかげで変貌なく野球をやれ、2000本安打を達成した。
ところで今回はこんな内容にするつもりは無かった。
和田が2000本安打を達成したことで名球会入りの条件として
投手と野手の差については以前述べたのだが、それ以外にもあることに気付いたので
それを述べるつもりだった。
脱線しまくったので、また・・・