私が、25年前、属していた西東京。
高校野球100年の今年の代表は早実に決まった。
早実は第1回大会の代表だそうだ。
100回目も早実が勝ち取った。
東京の古豪と言えば、早実の名がまず、浮かぶ。
あの日本野球の最高峰・王貞治の母校であり、
荒木、斉藤という稀代のアイドルを生み、高校球界をリードしてきた。
今大会の早実は、清宮が話題を集めたが、投手力が弱いとされ、接戦ばかりの予選だった。
初戦は公立高校に4点差勝利、ベスト16の戦いでは
今、東京の都立としては、NO.1と思われる日野に延長戦まで粘られた。
私もさほど強い印象は受けず、日大三高に勝つことは難しいだろうと思っていたところに準決勝で完封。
決勝の菅生戦は
5点ビハインドを7回一気に8点を取って逆転、甲子園行きとなった。
第1回のチャンピオン早実が100回目も制すというこの事実。
早実の伝統に一瞬たじろぎ、100回目を見事制した早実の選手に拍手を送る。
この早実、
東京のみならず、日本中で見ても、古豪中の古豪なのだが、創部は1905年だそうだ。
つまり、今年が110周年。
ところが
同じ東京の我が母校、我が高校野球部は早実より1年早い1904年創部、今年が111周年なのだ。
早実より古い歴史を持っているとは。
よくぞ、111年に及び、野球の歴史を繋いできたものだ。