「仙台育英・佐々木監督語る “県外出身者”勧誘に消極的な理由」
にわかには信じられない発言だ。
今夏の他を圧倒する破壊的な戦力が、勧誘なしで出来上がっているとは。
今夏の戦力を見ていると、プロ予備軍といったほどなのに
本当に、勧誘なし、地元選手指向なのだろうか。
確かに、宮城は、仙台育英か東北のどちらかという勢力図ではある。
そういうブランドを確立したから選手は勝手に集まるという面はあるだろう。
仙台育英出身の友人に聞いたことがある。
「宮城はうちかナンコウ(東北高校)のどちらかなんですよ。うちの野球部員の奴なんか、こんなに野球ばっかりやってていいのか不安と言ってましたよ。」
神奈川では、10チームくらいがしのぎを削るので選手を取りあう。
宮城は、混戦ではないので躍起になって選手を集めなくてもいいのかもしれない。
しかし、昨秋の東北チャンピオンから明治神宮を制覇。
今夏も優勝の可能性が大いにあるほどのチームだ。
体格が、大学生や社会人チームのように立派で力でねじ伏せるようなこのチームが、
本当に地元の選手だけでできあがるのか。