昨日、ドラフトの話をして、そのつづきとなる。
田中は創価高校で佐々木は日野高校。どっちも西東京だったので、高校時代から見てきた。
田中は1年生の時からエース番号を背負い、その年の創価高校は西東京で一番強いという印象だった。
田中が登板した早実戦でフォアボールを連発し、序盤に大量失点して敗れてしまった。
この時のコントロールの悪い1年生起用が不可解でならず、あるインターネット上の掲示板に
投稿したところ多くの賛同がつづいたという思い出がある。
その後、田中が2年生になったとき、私の母校が創価に敗れた。
佐々木の日野高校は、この佐々木が卒業した翌年に西東京としは国立高校以来の
決勝進出を果たした。
この一戦の神宮の観客動員は異常だった。
しかし、この決勝へ進んだチームより、この佐々木がエースだったチームの方が強く映った。
この佐々木が2年生の時に
阪神・高山や日ハム・横尾を擁して全国制覇した日大三高に一時は7-6と1点差にまで迫った。
佐々木は4番としてホームランを放っている。
序盤は王者・日大三高優勢に進んだこの試合だが、佐々木のホームランや連打で抵抗。
追い上げられた日大三はエース吉永を引っ張り出された。
さらに吉永を打ちこんで1点差にまで追い上げたのだ。
しかし、実力差は歴然で日野はコールドに屈した。
翌年、3年生エースとなった佐々木は日大三高を3点に抑えるもまたしても敗れる。
さらに翌年、佐々木が卒業したあとの後輩たちが決勝まで進んだが、
日大三高の牙城を崩すことはできなかったのである。
そして、この秋も一昨日、準決勝で日大三に敗れてしまった。
オリックス1位の山岡は、172センチの体を目いっぱい使い、投げっぷりの良さが魅力。
腕の振りが抜群で腕の振りが良いということは、スライダー良いということになる。
甲子園で投げたスライダーにダルビッシュがわざわざツイッターで絶賛したことは有名だ。
ところで投手で172センチしかない選手がドラフト1位など過去にいないだろう。
下位指名ならわかるが、この体では一般男性としても大きくない。
石川が自由獲得枠か。