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実は本質 無意味な相手とはやりたくない選手たち

こんな記事を目にした。

サンマリノ報道担当官、ミュラーの発言に反論「我々との対戦でさえ無得点だった」

差別につながったり、スポーツマンシップに欠ける発言と、とらわれがちだが

無意味発言の方が本質であり、多くの本音。

レベルの高い選手たちは、レベルの落ちる選手とやる試合は、めんどくさいものだ。

 

 

昔、ナベツネが「無礼な」「たかが選手が」「分をわきまえなきゃ」と発言し、

大いに反感を買った。

これを言っちゃあ、大衆は反発するに決まっている。

しかし、オーナー陣や権力者の本音はナベツネ側の思考であり、事の本質はそっち。

たかが野球選手だ。

 

野球選手が何億も稼げるのも、たかが野球を続けていけるのも、先達の人たちの

命を懸ける努力により日本に浸透にしたからだ。

それをさも自分がやったように、選手が思っているからの発言だろう。

ただ、憤然するほど、本音を言わないのが上の立場の人たちだ。

 

野球を日本の文化にしようと奔走し、さらにその時代の人たちを熱狂させたスターたち。

その土台をつくり、さらに昇華させてくれた先達の人達のおかげで成り立っている。

 

悪事もあったろうが、それを先頭に立って引っ張った読売と巨人のトップからしてみれば

お前ら何様のつもりだ。今あるのは誰のおかげだと思ってんだ。

と思うのは当然と言える。

もちろん、それをつないできた選手たちの力がなければそもそも話にならないことでもある。

 

だが、それを口にだしちゃあだめというのが上の立場に立った人がとるべき態度の常識となっていよう。

腹の底では、そう思っていなくとも無難にやり過ごすことが多いもの。

 

韓国の実力者の娘が

「恨むなら親を恨め」や「金も実力」の発言も

世の中の仕組みは、それが正しいが、それを口にしちゃうと市井の人は反発をする。

 

美人に生まれれば、それだけで才能だ。

それだけで華やかな舞台に上がるチャンスがある。

 

上の立場になるほど本音は隠すもの。

怒りがあったときほど本音を言わないもの。

でも、反感を買った発言の方に本質があることは多い。

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