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江川は、最初は巨人入団を切望していたのだろうが、時の経過とともにそこまで巨人に入りたいと
思っていたわけではなかったように思われる。
ただ、大騒動になり、世間のあらゆる意見が顕れ、その中には中傷も多くなったことから、
そこは、こだわることで意地を貫いたのだろう。怪物が世間にひれ伏すわけにはいかない。
血気盛んな若さも、相俟ったと思われる。
江川のように、これだけ実力が突出しているからには
他の選手と同列でくじで決められることが気にいらなかったというのもありえそうだ。
ドラフトについて、ここまで大騒動になることがわかっていたら
江川は高卒で巨人以外へ入っていたのではないかと思われる。
そして大騒動になってしまったからには意地を通す必要があったのだろう。
このドラフトに翻弄されたがために、怪物の実力の伸びを削いでしまった。
高卒で入団して、じっくり投球に専念していたらもっと優れた成績を収めたに違いない。
もったいなかった。実力があり過ぎたがためにおきたドラフトの悲劇と言えるだろう。
高校時代が最も速いという証言は良く聞くものだ。
江川だけがドラフトで3度も1位指名されている。
高卒時、大卒時、浪人時と3度のドラフト1位指名は江川のみ。
江川が怪物と呼ばれたのは、その成績や速球だけでなく
耳がでかいところが怪物くんと一緒だからというのもあるらしい。
佐々木が、クローザーとして敵に立ちはだかることと、その風貌が似ているため
大魔神とよばれたことと一緒だ。
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