毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

史上初の大阪決戦 履正社VS大阪桐蔭

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

センバツは今日、決勝。

王国・大阪の両横綱の決勝となった。

もっと言えば、今の高校球界の正横綱同士の大阪場所千秋楽優勝決定戦だ。

 

当然の結果といえば当然であり、あるべき姿。ベスト4から決勝は、

まさに最強を決定するにふさわしいチームが残ってきた。

 

報徳、秀岳館を含め皆、大阪と兵庫を中心とする選手ばかりで形成されている。

秀岳館は熊本だが、監督が枚方ボーイズという大阪のチームを指導していた頃の

選手をそのまま熊本まで連れて行き、甲子園を目指そうとして話題になった。

この春の選手はかなり、枚方出身の選手は減ったようだが。

 

初戦が一巡した時点で大阪桐蔭が抜けているという印象を持った。

投手陣の豊富さに加え、2年生がレギュラーに多く、ベンチの選手さえ

他のチームに行けば主力をはれそうな選手がそろう。

さらに、正捕手を怪我で欠きながら、それを感じさせないほどの戦力だ。

高校野球のチームが大黒柱であるキャッチャーを欠きながら、他のチームを圧倒していくなど

本来、考えられないものだ。

しかし、それだけの大阪桐蔭も秋は敗れている。

その敗れた相手が履正社だ。

 

東の清宮、西の安田と言われるほど高校球界を代表する打者の安田に準決勝でホームランが出た。

明治神宮大会ではじめて見たこの打者は、評判通りのスラッガーだ。

高校生の選手に対するメディア評は大げさなことが多くあるが、この安田は、清宮と並び

確実にプロから指名される器であり、将来が楽しみな打者だ。

ちなみに履正社に敗れた報徳学園のショート・小園はセンスの高い選手だ。

まだ、2年生のようだが、プレーに光が差し、目立っている。

このまま順調に実力を高めていけば、ドラフト上位にかかってくる。

 

その履正社も、秋の大阪大会は決勝で敗れている。

それでも近畿大会から明治神宮大会を制し、今日のセンバツを制すれば準王道という表現になる。

大阪大会で敗けているのに、その上の大会を勝ち上がるということは、

ここでも近畿圏、特に大阪の裾野の広さを証明している。

 

今日の決勝、実力では大阪桐蔭に分がある。

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP