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荒木 青木 福浦 阿部 内川 鳥谷2000安打よりはるかな難関200勝

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20世紀最後の200勝投手といわれたのが北別府。

その達成が1992年。

その後、8年も20世紀が続いているのにだ。

 

そして21世紀に入っても工藤と山本昌の現役期間が圧倒的に長い二人と野茂に黒田。

 

2000安打より200勝が難しすぎ! エース級のMLB流出で絶滅の危機

 

本来はピッチャーもここまで難しい記録と思われてなかったからこそ、この基準ができたはずだ。

今ほどレベルが高くない昔の野球ではベストの体調でなくとも抑えることが出来た。

だから、毎日のように登板したり、シーズンでも40勝するほど登板できた。

したがい、レベルの低い昔は、200勝投手が一杯いる。

野球はピッチャー有利に出来ているからだ。

 

投手が始動しなければ野球は、はじまらない。

投手は力量が衰えても抑えちゃうことがある。

経験によって抑えることができるし、なにより相手がミスしてくれる。

素人の球をプロの打者がミスショットする可能性があり、

コントロールミスや抜けた球でも打者がミスする可能性が大いにある。

テレビの企画で現役プロ野球選手が中学生のピッチャーに抑えられていた。

福留は追い込まれボール球に手をだしセカンドゴロ。

井口に至ってはホームランしか狙っていなかったとはいえ三振だ。

打者は3割しか成功しないのだ。

さらに打者が芯で捉えた打球をバックが守ってくれる可能性もある。

 

そんなピッチャー有利にできている野球だが、

そのピッチャーにもたらされる最大の弱点は、必ず利き腕のどこかを怪我をするということだ。

強力な球をもっているほどこのリスクが高くなる。

 

長年ピッチャーとして生きて来て肘、肩、その他利き腕を壊さないピッチャーはいない。

壊さないということは長くやらなかったからか、もしくは力量に劣るだけだ。

一流のピッチャーは必ず壊す。ピッチャーの宿命だ。

 

力量に劣るピッチャーは、腕の振りが弱い、体を使っていない、

体が耐えられないほどの強力な球をもっていない、使うだけの価値がないといういずれかになり、

利き腕に負担をかけるだけの働きをしないから壊さない。

 

力量があるピッチャーにしかクリアできない200勝は、

力量があるが故にその前に壊れてしまう。

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