毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

阿部が通算本塁打で原を抜いて巨人歴代3位になったらケガ

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

 

阿部が2打席連発、通算383本として原を抜いて巨人歴代3位になった。

原を抜いたその日に胸元付近の投球をよけたらヒザを怪我した。

かつて原は、ファールを打ったら骨折した。

 

入団1年目から17年連続2桁本塁打。

プロ入りからの17年連続は長嶋に並び、巨人球団タイ記録。

巨人の連続2桁本塁打は王21年、長嶋17年、阿部17年。

 

入団以来では、清原21年、張本20年、山本浩二18年、長嶋17年、有藤17年、阿部17年。

高卒は清原と張本。

あの王ですら1年目は2桁打てず、さらに連続2桁は21年。

それを考慮すると、高卒入団以来21年連続2桁の清原は秀逸ということになる。

ただ、以前、則本の連続2桁奪三振の時にも記したが、2桁で括って記録としてしまうと

中身に差が生まれることがある。

清原の現役終盤は10本台のシーズンが何度もある。

王は、引退する年ですら30本を記録、10本台があるのは

まだ1本足打法が開眼する前で、それ以降は30本を切ることが一度もなかった。

中身は全然違う。

 

この巨人歴代3位という表現。

上位6人を並べると、王、長嶋、阿部、原、松井、高橋となり

全員生え抜きの巨人戦士であり、巨人以外の在籍があるのは松井だけだ。

つまり、プロ通算ではなく、巨人在籍時での通算ホームランを比べているということになる。

 

ということは、おそらく生え抜きでなくとも

巨人に在籍している期間だけでの通算で上位に入ることも可能ということになるだろう。

まあ、でも入団時の球団以外のチームでの通算ホームランが、

個人の通算ホームランとして球団記録に残ることは、まずないだろう。

記録に残るほど活躍したのなら、そのチームはその選手を手放さないだろうからだ。

 

ちなみに阪神では金本が引退を決めた年の終盤、田淵の通算本塁打を抜いて

阪神に所属していたことがある選手の中で最高記録というのが話題になったことがある。

こういう面倒くさい言い方をしなきゃいけない記録だ。

 

金本は広島在籍時244本、阪神在籍時232本と、さほど変わらない。

左打者の甲子園と広島市民球場、さらに広島在籍11年と阪神在籍10年を考えれば、

阪神でのホームランの方が多いとも言える。

ちなみに阪神在籍時での最高本塁打は掛布だ。

だから阿部のように阪神歴代ということになれば掛布が1位になるのだろう。

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP