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荒木にはシーズンで1試合4安打以上が9試合という
へぇ~とおもってしまう面白い記録がある。イチローを抜いて日本記録だそうだ。
荒木は熊本工業出身。
熊工といえば、言わずと知れた高校野球の超名門だ。
この超名門から打撃の神様と言われた川上、天才と言われた前田が2000本を達成している。
この2人の大打者に続いて超名門・熊工の3人目として名を連ねたのだから
荒木は感慨深いだろう。
荒木で思い出される井端は、2000本には達せず1912本で引退した。
もう1シーズン続けていれば、2000本へ到達できたと思われる数字だが、
由伸より長くやるつもりはないということで、未練ないかのようにあっさりやめた。
今の荒木は円熟期を迎え、
「とにかく(チームが)強くなっていきたい。その中のひとつのピースでいれればいい。強くなったチームの中で自分はやめていきたい。」
素晴らしコメントだ。
このコメントに現れる精神が、
まさかここまでやれると思っていなかったほど長い野球人生を可能にし、大記録に至ったにちがいない。
荒木のこのコメントのような状況になるには、荒木に代わる新しい顔、若手が出てくることが必須となる。
自分を脅かし、追いやられようとチームが強くなること、入れ替えが行われることで
レベルが上がる。そういった全体を見る立場になっているわけだ。
それを荒木は望んでいる。
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