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豪華4日目甲子園 横浜、興南、大阪桐蔭は春夏連覇経験 中京、広陵は古豪にして超名門 智辯和歌山だって超名門

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今日の、甲子園4日目の対戦は、豪華なメンツだ。

春夏連覇経験校が3チーム。

甲子園優勝経験校が6チーム。

強豪、名門、常連が今日の全試合に登場し、

優勝を狙おうというチームが、初戦から潰しあってしまう。

 

このうち、横浜高校は、昨年ほどの破壊力はないものの、

激戦神奈川では頭一つ抜けた存在だった。

 

横浜高校には注目される選手が多いが、最も注目されるのが4番・増田。

増田は、1年生の頃から名門・横浜のレギュラーを務めた。

増田は、長崎出身だが、U-15日本代表で一緒のチームになった現楽天の藤平の後を追って、

横浜まで野球をやりにきた筋金入りの野球っ子だ。

 

増田は右手の押し込みを意識しているそうだ。それで飛距離を生み出す。

ステップをクロスに踏み込み体重移動を利して飛ばす。

根元に当たったり先に当たったりと芯を外す打席もよく目にするものの、

そんな打球でも右中間に放り込んだり、レフトスタンド中段までもっていったりする。

 

下半身がしっかりしていることも大きな武器だ。

しかし、あれだけクロスに踏み込んでボールに向かっていくように体重移動すると

上のレベルでの速いインコースには苦労するだろう。

 

また、レベルが上がるキレのいい変化球にも苦労するはずだ。

速い球に苦労すれば、外のキレのいい変化球にも手が出てしまうから。

しかし、多くの打者が、いやほとんどの打者が、この壁にはぶつかる。

一流になるかはそこをどう突き抜ける方法を見出すかだ。

 

ところで、甲子園練習の後に取材陣相手に「ひとついいですか。」と切り出した。

自分のプロフィールについて

「自分の身長ですが、185センチもないんで。」

増田によれば今春U-18代表候補メンバーが発表された際に、185センチと誤って記載され、

それが独り歩きしてしまったという。

清宮君より大きくなっていて。恥ずかしいので今後は181センチ、83キロでお願いします。」

清宮が184となっているので恥ずかしいそうだ。

これは、たしかに気になることだ。ずっとひっかかっていたのだろう。

ついに言い出す機会に恵まれた。明るくてかわいいやつ。

 

それから大注目が一年生の及川。

以前にもこの場で記したことだが、相当の大物だ。とても1年生には見えない。

 

神奈川大会、準決勝の桐光学園戦で及川が登板すると、桐光の打者がいきなり差し込まれだした。

一年生が登板して、こんなバッティングになるなんて。全国でどんなピッチングを見せるか。

まだコントロールにばらつきがある。

これだけの器のピッチャーなので高校生活の中だけで結果を求めず、

もっと先を見越した体づくり、投球フォーム、投球スタイルを目指してほしい。

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