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中村の記録達成を振り返る 清原甲子園13ホーマーは色褪せない

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32年間並ぶ者も現れなかった清原の1大会5ホームランを準決勝の1打席目、

ファーストスイングで並び、その試合のうちに新記録を打ち立てた広陵・中村。

最多タイの19安打も31年ぶりだ。

 

ということは、清原が大会5ホーマーした翌年に、

のちに近鉄へ入団した松山商業・水口が大会最多安打を打ち立てたことになる。

この時の水口は、打ちまくり、振ればヒットになるというような印象だった。

中村は、ホームランの方に注目が集まったため、ヒットは取り上げられづらくなっていたが、

強いスイングで甘い球をジャストミートして弾き返す打ち方が特徴だった。

 

その他、最多タイ2塁打6、最多43塁打、最多17打点、最多猛打賞5回

最多塁打に関しては、2位の28を大幅に塗り替えている。

足りない栄誉は、優勝を手にできなかったことだけか。

 

清原は決勝まで5戦しての5本塁打、1,2戦はホームランがない。

中村は、準決勝まで5戦6本塁打。

 

一大会でのホームラン記録は、今後も更新される可能性はある。

しかし、清原の13本は越えられないだろう。

1年生から5季フルに出場し、さらに毎大会量産して初めて達成される。

清原は、1年夏1本、2年春3本、2年夏3本、3年春1本、3年夏5本。

 

早実・清宮の通算が1番とされているのに、甲子園ホームラン数は2本。

松井が1年から名門・星稜で4番を務め、日本一のホームランバッターに成長したのに

甲子園通算は4本。

清原の数字とは大きく差があるのはそういうことだ。

ずっと甲子園に出続け、そして甲子園でも勝ち続け、なおかつ量産して13本という数字になる。

 

甲子園に出続け、甲子園で勝ち続けなければいけないことから、

1人の力だけでもダメということになる。

仲間に恵まれなければだめということだ。

清原の代の選手はのちに、桑田、松山、内匠、今久留主と5人がプロ入りしている。

仲間の実力が高くないと勝負してもらえないということも起きる。

 

桑田の20勝はもっと越えられない。

中村の話をするつもりが、清原とさらには桑田の話にまで移ってしまったので

中村についての裏話と桑田20勝が越えられない理由は明日へ。

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