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カメラに映ればお金が動く プロはマスコミとの相乗効果

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木のバットはマークからズレたところが最も飛ぶと言われる。

木のバットには木目があり、強度の高い部分に投球をぶつけて弾き返したいわけだ。

それをズラしてしまうと折れてしまい、飛んでいかない。

 

メーカーはマークの部分に当たると弱いように作る。折れるようにする。

硬い、飛ぶ部分をメーカーのマークの部分にすると、そこばかりで打つことになり

マークがつぶれてしまったり、はがれてきたりしてしまう。

宣伝しているメーカーからしてみたら損であり、

マークやロゴが汚くなればイメージダウンということになってしまう。

 

掛布は打席で構えに入る前にバットをクルクル回したものだ。

そしていざ、構えようとする直前のルーティーンで三塁ベンチ側から撮っているカメラの方へ

バットを伸ばし、腰をキュッと締めてフォームを固める。

腰をキュッと締めると同時にバットもキュッと固定する。

これでマークを撮ってもらおうとしていたそうな。

 

契約しているメーカーのバットや商品を使うということと同時に

打席でカメラに撮られるような所作を含めて契約内容だったとも聞いたことがある。

そうなると、打席を長くするため初球からは打たないという契約にまでなりそうだ。

そこまでしたら球団との契約に対して背信となりかねない。

球団としては勝つために契約しており、初球を打つことも作戦になるわけで、そこをメーカーとの

契約があるから打たないとなったら本末転倒だ。

 

トランプ大統領は天皇との面会の際、不敬にもスーツのボタンを閉めなかったと取り沙汰された。

腹が出ていて閉まらないという見方もあるが、

ネクタイメーカーとの契約があるので、ボタンは開けておき、カメラに映るようにしていたとも。

 

相撲は、よく前の方の席にタレントや著名人が座っている。

これはどちらにもメリットがある。

 

相撲は中継では大きくカメラを動かすということが少ない。

土俵を中心に定点のカメラから同じ角度の同じ風景が多く映る。

タレントや著名人はこんなに長い時間、生でずっと映してもらえるのは相撲だけだろうから

利用するのだ。

 

自分の姿が多く映れば、それだけでタレントとすれば、イメージアップと認知度強化になる。

相撲協会とすれば、こんな人が観に来ているのかとか

こんなに有名で幅広い人が相撲に興味を持っているのかと宣伝になり、これまたイメージアップになる。

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