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大谷は、投げるにも打つにもNO.1のため、どちらも生かすという選択をしてきた。
ところが毎日のように試合があるプロでは常に出場というわけにはいかず、
休みながら守備は遠慮して、走塁にも制限がかかった。
大谷には投げて抑えることと、長打を打つことに期待したのだ。
他は目をつむったことになる。
ピッチャーとしての実力がNO.1なら、それをやらないという選択はない。
野球はピッチャーが勝敗を握るからだ。
走ることや守ることは、やらなくてもいいよとはなってもピッチャーができるならやりなさい。
次に、優先されることがバッティングとなりがちだ。
大谷もそうした。
足の速さ、肩の強さ、守備力というだけで常時出場というのは難しくなる。
打つのは必ず周ってくるからこっちを優先する。
だいたい1試合4回打席に立つとして、その中で1度でも結果を残してくれる可能性があれば、
それで9人が1度づつでも結果を出すとして、得点の可能性が上がる。
一方、守備は打球が飛んでこないかもしれなく、立ってるだけで事足りる可能性があるし、
そのくらいは誰でも処理できるという打球しか来ないかもしれない。
足の速さや肩の強さも然りだ。使う場面がない可能性がある。
そんな野球では、この選手9人なら最強だという場合イチローが強いとした。
それはコチラ⇒2018-1-12 続・俺が9人いたら、ぜってー負けねえのに
どのポジションもこなし、ピッチャーをやり、攻撃力があり、足があり、
総合センスが高い選手9人いることが強い。
こういう選手は、ピッチャーが崩れたり、他の打者が繋いでくれないと
俺が9人いたら勝てるのになあという気持ちになる。
ピッチャーが崩れても、俺が9人の打線なら取り返すよ、と。
または、もういいから俺が投げて、俺が打って、俺が守った野球をやりてーな、と。
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