先日はこんなことを記した。
2020-11-17 三浦監督誕生 監督はつらいよ 現役時代の実績は関係ない
2020-11-18 王を返せ 強くした時点で返してくれよ、もういいだろ
日本野球界の王を、いちソフトバンクファンが糾弾することに巨人及び東京のファンは怒った。
逆に言えば、そこまでの行動に駆られる程入れ込んでいるファンがいることはありがたいとも言える。
ダイエーの選手たちは責任を感じたことだろう。
あの王の顔に泥を塗ってしまった、と。
イチローはWBCで王が監督を務めることになり、恥をかかすわけにはいかない、と野球人生を賭けるほどの
意気込みを語っていた。
野村が言った、
「日本にプロ野球がある限りONという存在は語り継いでいかなきゃいけない」
これは、長嶋と犬猿とまで言われ、巨人を妬んでいた野村の発言だ。
あの野村が長嶋を評して言っているのだからその意味は重い。
今でも日本の第一スポーツとして多くの人達がプレーを楽しみ、多くの人達が高度な技術を堪能できるのは
ONという存在が大きい。ONのおかげと言っても過言ではない。
ONがいたから我々は今、野球を楽しむことができ、プロ野球選手たちも巨万の富のもと、
好きな事を仕事にできている。
ONより若い世代で、ONがデビューする前のプロの有様を知っている人に言わせると、
「昔は、都市対抗の社会人や東京六大学が日本の野球では人気があったんだ。プロは興業としての存在。場合によっちゃ社会人チームの方がプロに勝つだけの実力があったもんだ。」
すると、
「そうそう。昔は、6大学野球、特に早慶戦は徹夜して並ばなきゃ入れなかった。まあ、徹夜して並ぶのが楽しかったんだけどな。」
そして、
「それを、人気でも実力でもプロが文字通り頂点になったのは、ONが出てきたからだ。このONの存在で日本の野球の図式が大きく変わり、日本の第一スポーツとしての地位を確立したんだ。」
それまで、人気を博していた6大学で
そのスター・長嶋がプロ相手にどんなプレーを見せるのか。と注目される。
ところが、デビュー戦で4打席4三振。
これを目の当たりにした人は、やっぱりプロはすごいんだとなり、プロの株が上がることになる。
エンターテナー・長嶋がデビューで4三振は結果的にプロを注目させるに効果があったということが言えそうだ。
三振することで、さらに注目させるという芸当は、さすが長嶋と思わされる。
そして、その後の活躍により、スーパースター・長嶋とともにプロ野球が発展していった。
そこへ翌年、導かれるように王が入団する。
長嶋とは全然、違うタイプの王は美しいフォームときれいな放物線を描くホームランでファンを魅了する。
この2人が並び立ったことが、プロ野球の幸運だった。
野球のみならず、日本の経済、文化に与えた影響は計り知れない。
球界に大きく貢献した王はたまごを投げつけられ、野村は萎縮するほどのヤジを受け、
長嶋はオリンピックで倒れた。
監督は重責だ。
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