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世代間抗争勃発

ATHENS - AUGUST 20: Yoshinobu Takahashi #24 of Japan makes a diving catch in the baseball preliminary game against Canada on August 20, 2004 during the Athens 2004 Summer Olympic Games at the Baseball Centre in the Helliniko Olympic Complex in Athens, Greece. (Photo by Jamie Squire/Getty Images)

松坂世代が最も有名だ。

他にはハンカチ世代か。他はあまり聞かない。

大谷世代、ゴジラ世代、イチロー世代とは聞かない。

そもそも松坂世代以降に○○世代ということばが流行り出した気がする。

1人のスターだけではだめで、周りのレベルが高くないといけないわけか。

 

チラッとKK世代が言われたか。

それも結構後になってからと記憶している。

40年会と48年会は有名だ。

好選手がそろった昭和40年生まれの世代と48年生まれの世代を言う。

 

○○世代とはスーパースターがいることがまず条件となり、さらに同い年の

良い選手が固まっていることとなる。

 

1975年生まれの世代を代表するのはやはり、由伸だろう。

上原や松井稼頭央といった実績では上位と言える選手がいるが、○○世代と言ったら

由伸世代になろう。

 

それは、その足跡がエリート街道、スター街道をまっしぐらだったからだ。

高校1年生の頃から名門、桐蔭学園で3番を打ち、2年連続甲子園出場。

2年生の時はマウンドにも登りサヨナラを食らっている。

慶應大学でも1年からレギュラー、全試合フルイニング出場、六大学のホームラン記録を更新した。

大学時代は明治に川上がいた。由伸は六大学時代、川上をよく打った。

ところが、プロ1年目は川上から全くヒットが出ず、結局1本のヒットがホームランで

新人王を川上に譲った。

 

プロに入ってからも常にスポットライトを浴びる道を歩んできた。

マスクもいいので人気は当然上がるし、マスコミの取り扱いも特別だ。

同世代の選手は皆、由伸を意識していたに違いない。

名門、桐蔭学園で1年生から3番打者、慶應大学では全試合出場し、ホームラン記録更新。

巨人ドラフト1位から引退後すぐに巨人監督。

絵に描いたようなエリートだ。

だから、この世代は由伸世代。

井端は由伸より長くやるつもりはないと言って2000本安打間近でユニフォームを脱いだ。

それは同世代のスターは由伸という意識があったからだ。

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