松坂世代が最も有名だ。
他にはハンカチ世代か。他はあまり聞かない。
大谷世代、ゴジラ世代、イチロー世代とは聞かない。
そもそも松坂世代以降に○○世代ということばが流行り出した気がする。
1人のスターだけではだめで、周りのレベルが高くないといけないわけか。
チラッとKK世代が言われたか。
それも結構後になってからと記憶している。
40年会と48年会は有名だ。
好選手がそろった昭和40年生まれの世代と48年生まれの世代を言う。
○○世代とはスーパースターがいることがまず条件となり、さらに同い年の
良い選手が固まっていることとなる。
1975年生まれの世代を代表するのはやはり、由伸だろう。
上原や松井稼頭央といった実績では上位と言える選手がいるが、○○世代と言ったら
由伸世代になろう。
それは、その足跡がエリート街道、スター街道をまっしぐらだったからだ。
高校1年生の頃から名門、桐蔭学園で3番を打ち、2年連続甲子園出場。
2年生の時はマウンドにも登りサヨナラを食らっている。
慶應大学でも1年からレギュラー、全試合フルイニング出場、六大学のホームラン記録を更新した。
大学時代は明治に川上がいた。由伸は六大学時代、川上をよく打った。
ところが、プロ1年目は川上から全くヒットが出ず、結局1本のヒットがホームランで
新人王を川上に譲った。
プロに入ってからも常にスポットライトを浴びる道を歩んできた。
マスクもいいので人気は当然上がるし、マスコミの取り扱いも特別だ。
同世代の選手は皆、由伸を意識していたに違いない。
名門、桐蔭学園で1年生から3番打者、慶應大学では全試合出場し、ホームラン記録更新。
巨人ドラフト1位から引退後すぐに巨人監督。
絵に描いたようなエリートだ。
だから、この世代は由伸世代。
井端は由伸より長くやるつもりはないと言って2000本安打間近でユニフォームを脱いだ。
それは同世代のスターは由伸という意識があったからだ。
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