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勝負の世界で1人が勝ち続けるということはあり得ない

Hiroshima Carp pitcher Hiroki Kuroda (L) is presented with a wreath of flowers by teammate Takahiro Arai in commemoration of his 200th win of his career in Japan and Major League Baseball, following the team's 7-0 victory over the Hanshin Tigers in Hiroshima on July 23, 2016. (Photo by Kyodo News via Getty Images)

勝負の世界で1人が勝ち続けるということはあり得ない。

だから、どこかで辞める決断をする。

衰え、負けたら辞めるという判断があり、それはいい決断だ。

個人スポーツは、それがやりやすい。

辰吉は、プロデビュー以来、連勝を重ね、負けたら辞めると公言していた。

ところが、負けても続けることを言明すると、

二枚舌と揶揄されたが、「ほっとけ、俺の人生だ」と、一蹴した。

これに、もともと辰吉へのあこがれの念を持っていた畑山は、シラケた。

そして、何度負けても続け、どんどん衰えている辰吉に毒づいた。

「昔は強かった。速いし、かっこいい」だが、「簡単に勝てる」とこきおろした。

 

また、衰えてきたから負ける前に、という判断もある。

ボルトは、まだ続けてほしいという世間の声が多かったが、期限を切って、引退を言明した。

ボルトには記録を期待してしまうので、歳を重ね、記録を塗り替えることが困難と判断したので

辞める決意をしたのではないか。

また、それまで数々の栄光があるので、飽きていたというのがあり、新記録を出すための

それ以上の練習をするモチベーションをあげることが無理だったのだろう。

しかも、やったからと言って、望む結果が出るかどうか、わからない。

それなら、今のまま、辞めた方がいいという決断だ。

 

さて、チームスポーツはどうだろう。

明日へ。

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