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引退の潮時

DORTMUND, GERMANY - JUNE 22: Hidetoshi Nakata of Japan looks dejected after losing to Brazil after the FIFA World Cup Germany 2006 Group F match between Japan and Brazil at the Stadium Dortmund on June 22, 2006 in Dortmund, Germany. (Photo by Phil Cole/Getty Images)

チームスポーツは個人に負けがつかないので、個人スポーツほど辞め時が明確になりにくいと言えよう。

サッカーでは、中田の引退には誰もが驚いた。まだ、20代の若さで、これからも日本の中心として、

どう引っ張ってくれるか、と思っていたから。

だが、本人としては、衰えを感じ、近い将来納得いくプレーが出来なくなる、いやすでに

できなくなっている、と感じていたのかもしれない。

サッカーだけが人生じゃない、とは、その前から口にしていたが、衰える姿を見せる前に、

日本サッカー史上最高のプレーヤーとして、身を引くことを選択したと思われる。

商品としての価値を下げないための行動だ。ブランディングのひとつだ。

黒田は、球団のみならず広島ファンさらには野球ファンから恋われて、20億のオファーを断り復帰、

育ててもらった広島に恩返しをと考え、2年間を共に2桁勝って、ローテーションピッチャーのままだった。

優勝させたことで責任を果たしたと身を引いた。

男の仕事を完遂させて、引退はかっこよすぎた。

引退はタイミングが大事となる。名選手、スターほどここを誤ってはダメだ。

イチローは、タイミングを誤った。

スターの引き際は、美しさが大事だから。

松坂は手術だそうだ。醜い。

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