一昨日の西武-ロッテは、西武が高橋光成、ロッテが小島の先発だった。
このマッチアップは同い年の甲子園優勝ピッチャーという、希少なケースとなった。
2013年春のセンバツで、浦和学院を初優勝に導いたのが小島。
そして、その年の夏の選手権で前橋育英を初出場初優勝に導いたのが高橋光成。
それも2人とも2年生の時の出来事なのだ。
2人とも優勝決定時にマウンドにいたので、この年は春も夏も2年生エースが優勝ピッチャーということになる。
さらに、2人とも3年生時は甲子園に出られなかった。
2年生エースとして同じ年に甲子園の優勝投手となり、共にチームは初優勝、さらに
3年生の時は、地区大会で敗れるという、2人がプロのマウンドで投げ合った。
こんなケースは恐らく、初めてだろう。
同年の甲子園優勝ピッチャーの投げ合いというのは過去にもあるそうだが、どちらも2年生というのは
初めてだろう。
過去には3度あるそうだ。
40年3月17日に野口二郎(翼=中京商で38年春V)と天川清三郎(南海=平安中で同夏V)
52年5月24日に大島信雄(名古屋=岐阜商で40年春V)と真田重男(阪神=海草中で同夏V)。
日本シリーズで、90年第3戦で渡辺智男(西武=伊野商で85年春V)桑田真澄(巨人=PL学園で同夏V)。
ちなみに小島は浦和学院なので埼玉出身だ。
子供の頃は、西武球場で西武の試合を観たそうだ。
小島はロッテのピッチャーとなり、西武から勝利を挙げた。
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