松坂が今季で身を引き、豊作のその世代も和田だけとなった。
松坂世代と呼ばれる80年生まれで高校三羽烏と呼ばれたのは松坂、新垣、木佐貫だった。
松坂はドラフトで意中の球団ではなかった西武が交渉権を得た。
意中ではないものの、中継で笑顔を見せていたことからも入団するだろう、と予想できた。
木佐貫は同じ鹿児島に杉内がおり、甲子園出場を阻まれたのに評価が高かったということになる。
大学進学後ドラフト1位となったもののケガに泣いた格好になってしまった。
実力は松坂を凌ぐ、球界のエースになれるだけのものがあったように思われる。
新垣はスピードボールが持ち味で、甲子園では球の速さが注目された。
しかし、コントロールが悪いのでプロではどこまでできるか、と思っていたがオリックスの1位指名を蹴って
大学を選んだ。
新垣は九州のホークスを意中のチームとしていたのに、競合の末、オリックスとなってしまったので
大学を選んだわけだが、この時のオリックスのスカウトが自殺した。
イチローを見出したとされるこのスカウトの死は当時、衝撃を与えた。
明日へ。
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