昨日は一般となった野球用語のアウトについて記した。
今年のオリンピックでスケボーの13歳は笑顔でセーフと両手を広げているシーンがあった。
これはパフォーマンスがギリギリ失敗しなかったという意味で仲間に示したと思われる。
野球ではセーフ、つまり走者の触塁が野手の送球やタッチより早かった場合は
審判が両手を広げてセーフと表現する。
スケボーのルールの中でセーフというのはないだろうから、野球から一般に広がったと見ていいだろう。
彼女は野球を知らない可能性すらあるものの、セーフ=安全、完成、成功という意味を
無意識にも知っていたということになる。
無意識にでもいつのまにか知っていて身に着いていることを常識と言うので
セーフは13歳の少女にも常識として備わっている、ということになる。
青信号を渡っていいということは、いつどの瞬間、誰に、どこで、教わったかを
誰も覚えていないのに誰もが知っている。
これを常識というわけで、同じく野球用語であり、野球のルールであるセーフも
あらゆるシーンで安全確保や成功獲得または危険や失敗回避に両手を広げて示す常識と言えるわけだ。
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