大谷は今日で今季5度目の登板。
大谷を称する時、リアル二刀流と言う。
二刀流でいいのに、わざわざリアルを付けるということは架空があるから、ということになる。
リアルをつけ出したのは最近だろう。
架空はおそらく野球マンガの世界の話が現実になったということと思われる。
そちらの方が大谷より先んじて二刀流を登場させたから、後発の大谷はリアルがつくことになったのだろう。
ただ、この場合でもマンガの方で二刀流ということばを使っていなければ、大谷の方が先の二刀流のはずだ。
そして大谷をモデルにして、二刀流の野球マンガが後からできていたら、言わずもがな、わざわざリアルをつけない。
二刀流というのは、そもそも宮本武蔵の代名詞と思う。
その名の通り、刀を二つ使う流派、流儀だからだ。
宮本武蔵は実在の人物とされているから、二刀流というのはそもそもリアルのはずだ。
マンガも大谷も刀は使っていないわけだし、二刀流は架空ではないわけだから
リアルをつけるなら二刀流ではなく、リアル兼任とか、リアル茂野吾郎、ということになるはずだ。
でも兼任じゃかっこよくないし、主人公の名前だと違う部分があるとか、大谷の方がすごいのに
二番煎じになってしまうとか、不都合があるのでかっこいい響きで二刀流と言いたいのね。
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