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現役時代勝負弱いとされた原は当時から勝負強かった

原は巨人OBから”異常な勝負運と勝負強さ”があると見られているらしい。

確かに、監督になってからの原にはそう感じさせる実績がある。

今や名監督と呼ばれる程になり、一度、監督を離れ、巨人にとって切り札の生え抜き由伸にバトンタッチしたにもかかわらず、

由伸に成果が出ないとすぐに呼び戻される形になった。

そしてすぐさま成果を出している。

ピッチャーの補強がしたいという今、山口が海外でお払い箱になり、光明が射したのも

原の運という見方がある。

 

原の現役時代は勝負弱さで通っていた。

ONの後を引き継ぐスーパースターとしての期待が大きすぎ、それには、あまりにONが

偉大だったのでそこと比較されたらそりゃ、無理だよ、っていう話。

チャンスに内野フライを上げてしまう印象が強く、勝負弱いとされた。

巨人以外だったら、そしてONが去った後でなければ、通算ホームランも400本近く放つ

大打者だったのに。

 

当時、公式記録ではなかった勝利打点に原はいつもトップクラスであり、

公式となってからも勝利打点王に何度か輝いている。

勝利打点は勝利を決める打点という意味だから、一般的にはチャンスに強い称号だ。

ONの光が強すぎて、影がかかってしまったが、監督となって勝負運が強いことがわかり、

振り返ってみると、現役時代から運が強く、勝負強い男だったのだ。

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