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代わりはいくらでもいるから 戦力外通告と入団拒否

SARASOTA, FL - SEPTEMBER 13: Shiro Mabuchi #30 of Japan talks to his team between innings during the WBSC Baseball World Cup Opening Round Group B game between Chinese Taipei and Japan at Ed Smith Stadium on September 13, 2022 in Sarasota, Florida. (Photo by Mike Carlson - Samurai Japan/SAMURAI JAPAN via Getty Images)

11月に入り、ドラフト指名選手が続々と契約を済ましている。

今年はあまり入団拒否の姿勢は聞かれない。

プロ入りを拒否するのはドラフト前からというのと、指名されながら入団しない、という2つがある。

 

ドラフト前から拒否するのはそもそもプロ入りを希望しない、というもの。

その理由としてはプロで通用する実力がないと思っているから、

まだプロ入りするのは早いので大学へ行ってから、

アマチュア球界で成し遂げたいことがあるから、

野球をこれ以上続けたくないから、野球で飯を食っていくつもりはないか
ら、

などが考えられる。

指名後に拒否する場合は、希望しないチームが交渉権を引き当ててしまった、

指名順位が低い、契約条件が低い、といったところか。

 

その中で高校生がプロ入りを避ける大きな理由として、毎年有望な選手がここをめざし、

毎年新鮮な魅力をもった選手が現れるので3年くらいでパッとしなければ、すぐに見放され、

お払い箱となるということがあげられる。

まだ成長過程で実力の発揮は先であるのに、他の個性に追いやられてしまうのだ。

だから得手に帆を揚げる機会を大事にしたいのだ。

野球人生は一度だけだから。

 

毎年ドラフト時はチヤホヤされるが、次の年にはまた新しい人達がチヤホヤされるので、

期待される期間というのは短いのだ。

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