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実力があるのにあえてプロを拒否する

プロの定義は何だろう。

それを職業としている。その分野の専門家。その分野における最高峰に位置する人達。

といったところだろう。

 

プロをプロフェッショナルと捉えた時、職業としている、とか専門家、といっただけでは

不十分に思われる。

たとえば、野球の場合NPB以外に独立リーグと呼ばれる組織があり、そこに所属するチームの選手は

職業として生計をたてていることから野球専門家としてプロと呼ばれる。

しかし、ここの選手の多くはNPBのチームへ引っ張られることを目標としている。

それはNPBが最高峰であり、報酬、レベル、注目度が桁違いに良いからだ。

 

生活するための職業として独立リーグ所属のチームへ入り、生計を立て生業としている、

それはいわゆる仕事としているというだけではプロと呼ぶには足りない。

ここの選手はこれで食って行こうとは誰も思っていないし、これを一生の仕事と思っている人は

誰もいない。

だからプロと言ったら最高峰という意味が最もふさわしいように思われる。

 

プロと呼ばれる独立リーグのチームとプロではない、プロに準ずるという意味のノンプロチームの実力を比べた場合、

むしろノンプロ、それは実業団チームの方が実力は上だ。

さらに昔はノンプロの方がプロより人気があり、実力すら今のNPBにあたるプロより

勝っていたと思われる時もあった。

 

このあいまいな表現であるプロという言い方を他のスポーツでも見回してみると、

それぞれで違いがあり、特に面白い分野がある。

明日へ。

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