一流選手は高校野球を良いと思わない。
プロを既定路線、プロでも一流を狙う選手は高校野球は通過点だ。
強豪校を選ぶのは何も甲子園に出たいからではなく、理由としては小さい。
良い環境、高いレベルで野球をし、その中で勝利を目指し野球を学んでいく。
2年数か月の養成期間であり、同時に辛抱期間だ。
次のステージへの我慢と捉える。
高校野球には制約が多いので、一流のプレーの質を邪魔されていると思っている。
見識ない高野連や未熟な審判に振り回されるからだ。
そして味方たる親が高校野球精神のファンだから、従順な姿勢を最も受け入れる。
一流選手が高校時代を良いものと思うのはそこでのチームメートとの野球生活や
青春時代でしか味わえない取り組みに一生懸命になったからだ。
決して高校野球の仕組みが良かったからではない。
むしろ悪い。
青年の主張を撲殺。
