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野球下手が球団を経営する現状

プロでは、チームは会社のものとなっている。

つまり、スポーツの勝負に資本主義が切り離せない。

プロに限らず、高校野球も大学野球も社会人野球も皆、強弱あれど、切り離せない。

 

経営と勝負というのは全く違うのに、資本主義を持ち込むから経営サイドが偉いものと錯覚する。

これを是正するために生まれたのが選手会なのだが、選手はどうしても生活がかかるから

金を意識しないわけにはいかない。

 

むしろ金を稼ぐことが選手としてのステータスとして目的化されているし、

金がもらえているうちはどんな制度だろうかかまわない。

 

経営者の方も厚顔だから平気で偉そうにする。

こちらから見ていたら滑稽で、何もわかってないんだな、とかわいそうにすら映る。

 

その方が一流選手には巨万の富が舞い込むからいいのか。

巨万の富が流れ込むにはこれしかないのか。

浮世の悲しいサガだ。

 

プロスポーツ選手が社長に頭を下げるのがどうも滑稽に映る。

野球も知らない、したこともない、やってもヘタクソの人にどうしてへつらうのか。

球界の同級生だったらヘタクソは即こき使われ、あざ笑われていたはずだ。

へつらうのは普通、その世界に精通していないから、その世界のことを教えてもらいたいから、

もしくはその世界をより知っている人がまぶしいからだろう。

だからへつらい、下手に出る。

 

野球選手が先輩を敬うのも同様に、その人たちが自分よりこの世界を長く経験し知識を得ているからだ。

そして歴史をつくってきたことに敬意を表している。

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