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プロの壁 きっかけがないと出場機会はない

ソフトバンクをクビになった増田がヤクルトでは代打で使われているようだ。

レギュラーになるだけの実力がなく、ではどう使うか、となれば代打か守備固めとなる。

 

代打要因は守備力がない野手か、成長株か準レギュラーが務めるもの。

増田は若手として使っているうちにどうなるか、といったところか。

とは言え、もう7年目で前球団をクビになっているから悠長にはしていられない。

 

横浜高校では一年からレギュラーで三年時は四番だった。

当時、増田は右手の押し込みを意識していたそうで、それで飛距離を生み出していたのだろう。

ステップをクロスに踏み込み体重移動を利して飛ばす。

 

根元に当たったり先に当たったりと芯を外す打席もよく目にするものの右中間に放り込んだり、

レフトスタンド中段までもっていったりしていた。

下半身がしっかりしていることも武器だった。

 

しかし、あれだけクロスに踏み込んでボールに向かっていくように体重移動すると

上のレベルでの速いインコースには苦労するだろうと思っていた。

速い球に苦労すれば、外のキレのいい変化球にも手が出てしまう。

 

しかし、多くの打者がいやほとんどの打者がこの壁にはぶつかる。

一流になるかはそこをどう突き抜ける方法を見出すかだ。

 

インステップの打ち方はやめたようだが、プロの中では個性がないのだろう。

体は大きくないし、脚が速いわけではなさそうだし、長距離打者ではない、ときたらプロで常時出場とはならない。

 

ところで、高校時代、プロフィールには185となっていた。

「181センチです。185もないです。清宮君が184って言ってるのに恥ずかしい」

と発言していたが、今は179となっている。

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