京都の平安高校は龍谷大平安と名が変わったとき、
ユニフォームの変更案が浮上したが、監督が頑なに反対した。
ユニフォームは思い入れにより似せたり、逆に変えないというこだわりがある。
伝統校にして超名門はこれまでつないできたユニフォームで歴史を作ってきたので
何も今の学校や高校生だけのものではない。
今ここに野球部として一目置かれ、選手が集まるのは先人がつくった実績があったればこそ。
そこを否定することにもつながるユニフォーム変更に異を唱えたわけだ。
同じく伝統校にして超名門の県立岐阜商業はユニフォームを変えた。
同校出身の監督が枚方ボーイズの監督をしていて
そこで育てた選手たちを自身が監督を務めることに決まった秀岳館高校へまとめ
て引く抜いていった。
さらにパナソニックの役員まで務め、松下電器の選手であったことから
パナソニックのデザインを秀岳館高校ユニフォームへ採用した。
そして甲子園ベスト4まで進出した。
そこから母校である岐阜商監督に就任すると、
岐阜商のユニフォームもパナソニックのデザインへと変更した。
これには大反発が起きた。
超名門校のユニフォーム変更は当然、反発が起きる。
ただ、外様の監督ではなく、同校出身者が変更させたのでその反発にも対抗する
術はあったのだろう。
しかし、2024年にまた変更し、原点回帰の復刻ユニフォームへとなった。
今夏も伝統校である広陵と北海は暑さ対策として夏限定と思われる白色ユニフォームを採用している。
ユニフォームには歴史をつなぐ、実績のあるチームをあやかるなど、
採用にはそれぞれ深い意味がある。
思い入れがそこにはっきりと表れる。


