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この先10年はデッケイド  20年はトゥーデケイド

本田がACミランに移籍し、初スタメン、初ゴールをあげたことから少しサッカーの話題を。

 

私の子供の頃は

今ほど海外サッカーは世間に浸透していなかったと思われる。

 

そりゃそうだ。

日本のサッカー=当時の日本リーグだって、スタジアムは閑散としていた。

 

小学生の頃、友人と日本リーグの試合を国立競技場に観戦に行ったときのこと。

 

閑散としたスタジアムは友人としゃべくり合い

歩いて試合をみながら観客席を一周できるほどだったのだから。

当時は小学生は入場料500円だったような。

 

しかし、

キャプテン翼の影響や奥寺の活躍で、しばらくして私は海外サッカーも気にするようになったのだ。

 

その頃は、奥寺がいたせいもあって

日本のメディアはブンデスリーガが主役だったような気がする。

 

その後セリエAの黄金期が長く続いたかな。

 

私なんかビッグクラブと言ったら

ユベントスとACミランが両巨頭として今でもいの一番に頭に浮かぶから。

ユベントスだったらプラティニ

ACミランだったらフリット、ファンバステン、ライカールト。

 

それから

銀河系軍団レアルマドリードが全盛をふるい、

 

そして

世界のサッカーを戦術面からも凌駕した美しいサッカー・バルセロナが無敵を誇った。

 

ところが昨年のチャンピオンズリーグで

レアル、バルサのスペイン勢をバイエルン、ドルトムントのドイツ勢が破るというドイツ復権か。

 

これからはドイツの時代が来るのだろうか。

バイエルンは無敗記録を更新している。

 

かたやJリーグ及び日本のサッカ-。

 

世界と並ぶのはいつぞや。

 

私が高校三年生の時、来年から日本にもプロリーグが誕生すると知り

同級生と

「わくわくするなー観に行こ―ぜーと」

気分が高揚したのだが、生で試合を観ないまま20年が経過してしまっている。

 

 

そんな昨年は、私の一歳下のベッカムが引退を決めた。

私の年齢周りで一戦を退く選手が多くて寂しいものだ。

 

Jリーグ初年度からしばらくは異様な盛り上がりを見せた。

 

W杯というものがあるということがサッカーに興味がない人にまで浸透してきたこともあいまって

加熱したのだ。

 

Jリーグが発足し、その年、あのドーハの悲劇が起こった。

 

今ではW杯出場はあたりまえになった日本だが、

当時はまだ一度も出場経験がなくサッカー界の悲願だったわけだ。

 

私もテレビにくぎ付けになり、そして

最後の最後ヘディングで追いつかれたときにはがっかりしたものだ。

 

ただ

あの時、2点目の中山のゴールはオフサイドだった。

と私は試合を観ながら常に引っかかっていた。

 

だから追いつかれ、W杯を逃すことになってもそれほど落胆はしなかったことを覚えている。

 

あのまま、勝ってもすっきりしないからだ。

 

翌日は

ピザ食べ放題のシェーキーズで、その試合の話を皆で

あーでもないこーでもないと盛り上がったことも覚えている。

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