最近、夏はいわゆるゲリラ豪雨、冬はいわゆるドカ雪と異常気象ともいえる
天候の急激な変化に各所で甚大な被害が出ている。
先日の雪では東京でも数十センチ以上積り、経済、生活に影響が大きかったものだ。
私は雪の際は、危険と不便を察知し、外に出ないことに努める。
ところで
昨年の高校サッカー決勝が、この大雪で延期されるということもあった。
両校同時優勝も検討されたが、激しい反対があり、
決着をつけることになったといういきさつだ。
選手としては両校優勝なんて優勝じゃないからね。
どこでもいつでもいいから
決着させなきゃ気がすまない。あたりまえだ。
この延期、
決着を強く主張したのが全国高体連サッカー専門部の部長だった。
曰く、
「やはり選手権決勝の重みを考えた」
として延期にこぎつけたのだ。
この部長さんが、私の高校時代の体育の先生で
サッカー部の顧問の先生なのだ。
この部長さんの記者会見と両校同時優勝というキーワードに
私が高校二年生の時の選手権決勝を思い出した。
当時高校NO、1ストライカーで、
今はサッカー番組によく出る小倉擁する四中工と
その大会で得点王に輝くことになる私と同級生の2年生エースで
元ガンバ大阪・松波と
後にJリーグに行くことになる2年生司令塔、阿部を擁する帝京が
2-2で両校同時優勝したときのことだ。
この時は、戦った末の両校同時優勝だが、
雪で戦わずしての両校同時優勝は選手からしてみれば納得できない。
昨年の決勝は
国立が空いている日が、先の日になるようで一旦地元に戻ったりしていた。
国立にこだわることもないんだけど。
その日はセンター試験と重なり、両校に受験者がいなかったため
その日に国立にて決勝を行うことに決めたという話。
応援の生徒はこれにより来られない人も出てくることになる。
やってる側としたらそれはあんまり気にならないとこだけど。
サッカーはイギリス発祥のスポーツで、
イギリスは騎士の国だから戦う精神が根付いているので
雪が降ろうと雨が降ろうと槍が降ろうと戦うことをやめない。
ラグビー、サッカーとイギリス発祥のスポーツは戦うのだ。
反対にアメリカはあきっぽいし、
根詰めてやる精神に乏しいのでアメリカ発祥の野球は天気ですぐやめる。
寒さでボールが破裂したっけ。