先週のつづきで競馬中継でのおかしな2点のひとつ
素人キャスターと素人タレントの起用についてのつづきだ。
先週の内容はコチラ
格闘技の中継同様、競馬も
ひいきの馬に偏見の目で接し、騒ぎ、涙する。
さらに知りたい情報を邪魔したり拾わなかったりまでする。
フジテレビ競馬番組の男性アナ・福原はうまいし、よく調べている。
競馬が好きで、伝い手になっただけのことがあり
知識と昔の記憶、そしてしっかり取材していると思わされる情報をさりげなく披露する。
それでいてスタジオで同席している元騎手や競馬評論家といったプロの意見を尊重し、拾い上げ、つっこんだり、意見を求めたりする。
プロならではの視点や知られていない情報、おもしろいデータ、
なにげない一言を、細かく拾い上げる。
見ているこちらとしては「へー」とか「そうそう」とかとても楽しい。
しかし、一方で隣に座る進行役の女性タレントは
この競馬には不可欠な血の因果やストーリー、
馬にかかわる人間ドラマをさりげなく披露しているにもかかわらず
拾うべきところ広げるべきところ突っ込むべきところを
全然わかっておらず、スルーし、間の抜けた感想を披露する。
今では、物知り顔で発言していながらトンチンカンだ。
精通していないと微妙なニュアンスを理解できない。
返答の内容でその程度の目しかないことが顕著となる。
メディア側としては、
もはやメジャー娯楽と化した格闘技や競馬を
多くの人に伝えるための手段として、この起用をしているのだろうが、
余計な演出はなく楽しみたいのだ。
そしてもうひとつは・・・