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クイーンズ駅伝2015

先日、行われた女子駅伝の日本一決定戦。

私は、初めてテレビで中継を観た。

 

女子の長距離選手を抱える企業は、いわゆる

日本を代表するような企業の名前が少ない印象だ。

 

もちろん大きい会社ではあるが、その名前を聞いて

陸上やマラソンを連想するものではない。

 

女子長距離というマイナースポーツには、

超有名企業は、食指が動かないということなのだろうか。

 

それでも、

そのマイナーな中、

このレースに命を懸けると宣言している選手もいる。

 

環境も給料も十分ではないだろう。

社員であることから、仕事をしながらの競技人生だ。

 

アマチュアは皆同じとはいえ、

マイナースポーツは、続けていくだけでも葛藤があるはずだ。

 

ただ、陸上、特に長距離は、走るということが目的なので

どこでも、いつでもできる。という特長はある。

 

企業の支援が受けにくい中、

監督自らが選手の食事までつくるチームもある。

 

ジャンクフードを食べている選手がおり、

体脂肪率が20パーセントという

ランナーとしては信じられない管理しかできない選手に

監督自らが、食事管理と調理を施す。

 

そんな自分たちの手作りでチームを作っていく。

 

広告塔になりにくいこの競技に大企業が敬遠する中、

命を賭けるとまで宣言している理由は、プライドだ。

 

競技者、勝負師として

「ぜってー負けねー」というプライド。

 

相手に勝つというプライドと

自分に負けないというプライド。

 

競技ができる期間は、短い。

その中で、どんな環境であろうと命を懸けて取り組むプライド。

 

プライドを持って、自分の力を発揮しようと人生を賭ける行為は、

人間として至極当然で最もまっとうな生き方といえる。

 

そして、私が注目したのは、ある選手を知ったからだ。

その選手とは・・・

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