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どうしてサッカーが勝てない

DORTMUND, GERMANY - JUNE 22: Hidetoshi Nakata of Japan looks dejected after losing to Brazil after the FIFA World Cup Germany 2006 Group F match between Japan and Brazil at the Stadium Dortmund on June 22, 2006 in Dortmund, Germany. (Photo by Phil Cole/Getty Images)

史上最高のサッカープレーヤーと言ってもいいメッシは体が小さい。

同じアルゼンチンの神の子・マラドーナも小さい。

美しいパスサッカーのスペイン代表やバルセロナの選手も大きくない。

大きくなくとも勝てる可能性があるサッカーでなぜ日本が世界に伍しないのか。

 

中田が高校生の時から、海外でやると断言できたのは

実際に本場のサッカーを体験してみて、通用することがわかったからだ。

スピード、感性、ボールタッチ、キック力を見て、いけると思えば、

通用すると断言できる。

野球では、やってみたい、きっとできると思っても、MLBの野球に自分が通用すると

断言できることは少ないし、言い切った選手を知らない。

2つの違いは道具の使うスポーツかそうでないかによることが大きいと思われる。

 

中田はブラジル相手にも勝てない相手ではないと言い切っていた。

驚かない、怖くないと。

中田の特徴としてフィジカルの強さがあげられる。

中田は強い当たりにも倒されなかった。

それは脚が短く、身長もさほど高くなく、

そして筋力がスピードを出すのに邪魔しないほどによい加減となっていて

体幹がしっかりしているからと考えられる。

だから、脚が短いこと、故の身長の低さは武器になる。

 

世界との差は身体能力なのか、環境なのか。

アフリカ系の身体能力はテレビで見ていても、かなわないのがわかる。

それで、勝てないというならわかるが、アフリカチームのワールドカップチャンピオンはいないし、

日本も試合で勝つことがある。

では、ブラジルやアルゼンチンのような南米に代表される環境の差か。

南米からサッカーで立身する選手は、子供の頃からサッカーばかりやっている環境だ。

これがだめなら一家が路頭に迷うという追い詰められたハングリー精神。

ハングリー精神の差は立証できないし、サッカーばかりやっている環境は日本でも

作ることができそうな気がする。

やっぱりスピードで負けているのか。

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