史上最高のサッカープレーヤーと言ってもいいメッシは体が小さい。
同じアルゼンチンの神の子・マラドーナも小さい。
美しいパスサッカーのスペイン代表やバルセロナの選手も大きくない。
大きくなくとも勝てる可能性があるサッカーでなぜ日本が世界に伍しないのか。
中田が高校生の時から、海外でやると断言できたのは
実際に本場のサッカーを体験してみて、通用することがわかったからだ。
スピード、感性、ボールタッチ、キック力を見て、いけると思えば、
通用すると断言できる。
野球では、やってみたい、きっとできると思っても、MLBの野球に自分が通用すると
断言できることは少ないし、言い切った選手を知らない。
2つの違いは道具の使うスポーツかそうでないかによることが大きいと思われる。
中田はブラジル相手にも勝てない相手ではないと言い切っていた。
驚かない、怖くないと。
中田の特徴としてフィジカルの強さがあげられる。
中田は強い当たりにも倒されなかった。
それは脚が短く、身長もさほど高くなく、
そして筋力がスピードを出すのに邪魔しないほどによい加減となっていて
体幹がしっかりしているからと考えられる。
だから、脚が短いこと、故の身長の低さは武器になる。
世界との差は身体能力なのか、環境なのか。
アフリカ系の身体能力はテレビで見ていても、かなわないのがわかる。
それで、勝てないというならわかるが、アフリカチームのワールドカップチャンピオンはいないし、
日本も試合で勝つことがある。
では、ブラジルやアルゼンチンのような南米に代表される環境の差か。
南米からサッカーで立身する選手は、子供の頃からサッカーばかりやっている環境だ。
これがだめなら一家が路頭に迷うという追い詰められたハングリー精神。
ハングリー精神の差は立証できないし、サッカーばかりやっている環境は日本でも
作ることができそうな気がする。
やっぱりスピードで負けているのか。
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