先週は東京マラソンで日本最高記録が出た。
東京マラソンは都心の市街地をあっちゃこっちゃと走るので、タイムが出にくいかと
思われたが、スタート直後に下りとなって、その後はフラットなコースのためタイムが
出やすいらしい。時期もいいので走りやすい。
そして今は何よりあの厚底シューズが、タイムを出させる。
マラソンランナーの寿命は長くない。
道具はシューズだけと言えるスポーツなので、道具の介在が少なく肉体に頼ることになると、
若さのピークには勝てなくなるから。
とすると、若いうちにマラソンに見切りをつけた選手がボクサーになったら強そうだ。
強靭な足腰があり、運動能力がある。
そして減量に強いから、職を転向すると言う意味ではピッタリの気がする。
スピードスケートの選手は、レースの無い夏場は自転車で足腰を鍛える。
スケートに必要な腿の筋肉と自転車に使う腿の筋力が同じなので、効果があるわけだ。
だから、橋本聖子は自転車競技でもオリンピックに出場した。
MLBとNFL両方のプロ選手もいた。
冬は野球をやらないので、オフシーズンはアメフトをやるのだ。
そして、どちらの競技もでかい体が有効なので、可能となる。
ジョーダンは野球では大した活躍ができなかった。
バスケと野球では求められる体が違うというのが一因にある。
マラソンランナーは小柄な選手が多い。
長い距離を速く移動するには小さい体の方がよく、大きいものを移動させるには
エネルギーがいるからだ。
中山は180センチを超える身長で50キロ台の体で走っていた。
マラソン選手は機敏だろうし、毎日あれだけ走り、レースを踏ん張る根性もある。
タイムを出すために節制する人間性を兼ね備えており、ボクシングにはもってこいだろう。
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