長い行動制約で手持ち無沙汰のプロスポーツ選手からトレーニングの教授が流布されていた。
よく目にしたのが、正しい筋トレの方法というものだ。
正しいとはどういうことなのだろう。
例えば、トレーナーという人に正しい腕立て伏せのやり方は、とか説教されると
いや、俺はこれがいいんだよと言いたくなる
その人の目的に合致していればそれが正しい。
たいがい言うのがこうすると筋肉がつくとか、こうすると効果的とか、こうしないとケガの可能性とか、
こうするとここに効くとか、それらを目的にしていなければ、それらは正しくないということになる。
ただ、汗をかきたい、それも10リットルはいやだ、という人には正しいと言うやり方が正しくなくなるわけだ。
短距離は速くしたい選手が日々の練習で走ることをする。
その人が、マラソン選手の走りをしても目的に合致していないから正しくないとなる。
同じ走るという言葉が一緒でも正しいものと正しくないものに別れる。
同じ筋トレという言葉でも一様に正しくはならない。
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