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日本をほめるときはいつもリップサービス 今週のトピックス

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先日の日本とブラジルの一戦は圧倒的なポゼッション差でブラジルの圧勝だった。

ゲームとしては1点差だが、この差は大きい。

サッカーはポゼッションがいくら高くても点が入らなければ試合としてはリードとならない。

しかもゴールの枠に入れることが困難なスポーツだ。

自陣から相手ペナルティエリアまで数十メートル持ち込んでも最後にゴールの枠に入れるのが難しい。

だから実力差があっても点差が開かない。

そしてだから、1点とっただけで全員が抱き合って大喜びする。

そしてサッカーはホームでやることが野球に比べて有利なスポーツとされる。

ホーム&アウェイと言い、アウェイでの引き分けは勝ちに等しいとされる。

そういう面で見ても日本の完敗だ。

ファンもブラジルを観に行っていた人が多かった。

日本は別に勝たなくていいと思っている人の方がむしろ多いかもしれない。

ブラジルのプレーを堪能しようというわけだ。

PKによる1点だったので日本の堅守という評だが、慰めであり、

それくらいしか褒めるところがないともとれる。

PKによる1点をずさんな守備とは言えないし、内容としてはブラジルの決め手に欠けた

のかもしれないのに、それを堅守と表現した。

どこまでブラジルが本気だったかわからないし、結構いい加減に、遊びながらやっていた可能性は大いにある。

ブラジルが日本を堅守とほめ、それを報道で伝えるわけだが、

こういうことを言うのはリップサービスだし、報道は大げさなものだ。

核心をついていることはほとんどない。

オリンピックでの日本野球の優勝も他のチームが本気でないからだ。

決勝の相手となったアメリカは北米リーグのメジャーでプレーしている選手はいなかった。

したがい、日本が対処できないパワーがあって動く球がないので日本打者はフルスイングできていた。

そして、オリンピックで野球をやったのは日本開催だったからだ。

日本でやるから日本で人気のあるスポーツをプログラムに入れたのだ。

だから参加国の実力は低い。

試合中はどのチームも勝とうと思ってやっているが、敗けたところでどうということはない。

日本が優勝するように舞台が整えられていた。

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