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三つ子の魂は物真似から百まで続く

ずいぶん前の話になるが、大人も参加でき、指導を受けられる

元巨人・篠塚の野球教室を取材する機会があった。

 

元巨人・篠塚といえば

私世代(40代前半)の野球ファンにとっては、そのプレーを参考にしていた人も多い選手。

 

私も内野手、アベレージヒッターとして篠塚のプレーを見て育った。

 

私は、はじめ原(現巨人監督)のファンだったが、

おじから

「結果がいまいちの原なんかのファンはやめろ。篠塚のファンになれ。」

のたった一言で、原から篠塚に推し変した節操がない子供だ。

 

だから

いわば憧れの対象としてこの野球教室に参加したのだ。

 

私はその指導者が篠塚でなければここには参加しなかった。

 

それほど、

子供のころからそのプレーを参考にしてきた。

 

憧れの対象なので、こちらから話しかけることは、気がとがめてできなかったのだが、

いくつか声をかけてもらえて、話すことができた。

 

バッティングについては、打ちに行く際、球のラインより手首を下に入れるイメージで

打つことでヘッドが自然とたってくる。

 

一度右足に乗っけてそこから前へ体重移動して打つように。

 

守りについては、基本左足の前でゴロを捕りに行き、捕った後、一度投げる方向へ正面を向き、

そこから肩を投げる方向へ向ける。

 

ゲッツーの際は膝を使って体重移動だけでステップせず、

スローイングは捕った位置から押し出すイメージで放る。

(篠塚のお手本ではこの練習を重ねれば、相手を見ずに放ることができると実際にやってみせていた。)

 

その他、キャッチボールについても話を聞いた。

 

初めて聞いた話もあり、個人的にアドバイスももらいこの現実に浮かれた時間を過ごすこととなってしまった。

 

特にバッティングで

球のラインより手首を下に入れるというのは印象的だった。

 

勢いの打球を生むこつに、ヘッドを立たせ、球負けせず、打つというのがあるから。

 

よく言う、押し込みが可能になるというイメージだ。

 

そして、

食事付きトークショーでも印象に残る話があったので

 

また次の機会に。

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