昨日のつづき。
どうせ追い込まれたら5回に1回ヒットにできるかどうかの確率になるならば、
ツーストライク後も真っ直ぐ待ちの変化球対応も
変化球待ちの真っ直ぐ打ちもせず、腹据えて見逃し三振OKで決め打ちしても
成功率は変わらないか、もっとよくなると言ったのが昨日。
つまり
ツーストライクからでも
たとえば「おれはインコースを打つ」
と決めたら、アウトコースに来たら三振でしょうがない、
でもインコースに来たらしっかりとらえるスイングをすると腹を決めるのだ。
インコースもアウトコースもハイボールもローボールも
真っ直ぐも変化球もなんとかしようとしていたら
真ん中の甘い球ですらしっかり振れない可能性がある。
どの球にも対応しようとしたら、どの球にも強いスイングができず
結局、打つことなどままならないとなりかねないのだ。
二兎追うもの一兎をもえずというやつだ。
海外の選手はツーストライク後でもどんどん振ってくる。
日本はツーストライク後は、ひきつけて逆方向の意識が一般的に多いが、
海外選手はそんなことおかまいなしかのように振ってくる。
考え方、意識の違い、教育の違いだろう。
海外では一攫千金、お金持ちになろうとする選手が多いので
三振しようが振らなきゃホームランにならないとばかりに振ってくる。
そのためダルビッシュは奪三振が多いのだ。
ツーストライクからでもどんどん振ってくれるので
三振は取りやすい。
反面、コントロールを間違えたり、相手心理を読み間違えば
一発長打がある。