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阿部の声は通らなかった 今週の出来事

阿部 痛恨の“ボーンヘッド”ベンチからの声かき消された

 

このタッチプレーは小学生の野球でもよく練習するプレーだ。

 

前進守備のバックホーム体勢でホームゲッツーを狙う内野陣のうち、

ファーストとサードはベースに近いゴロが来たとき、

ベースタッチをしてからホームへ投げる場合がある。

この場合、タッチプレーになるので処理したサードかファースト、そして周りの内野陣やベンチは、

キャッチャーに「タッチ!」の掛け声を発するのだ。

 

野球チームに入り、内野を守る人間ならだれしも入団して早い段階で、このプレーは練習する。

 

いわば基礎の基礎というプレーになる。

 

今回の阿部のミスは、

プロの試合で掛け声がかき消されたことと打球が1塁線ぎりぎりでロペスが後ろ向きでベースを踏んだことと

走者と重なり見えづらかったことが招いたミスだ。

 

プロでなければ

掛け声だけで起こらなかったかもしれないこのミスも

プロでは声が通らない可能性があるということがわかった。

 

これにより別の方法で「タッチ!」の指示を送る必要に迫られた。

 

すでにその方法は打ち合わせ、

二度のミスは起こさないと巨人は発表している。

 

これがプロだけでなく

日本の野球のスタンダードのやり方になるかも知れない。

覚えておこう。

 

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