昨日のつづき。
国際試合でファーストランナーコーチが計る
ピッチャーの投球時間とキャッチャーの送球時間。
WBCで話題になった鳥谷の盗塁。
この時もファーストコーチの緒方は、
四球で出た鳥谷にその時間を伝え、走れるぞと伝える。
そこで鳥谷は、
9回ツーアウト1点ビハインドの場面でギャンブルともとれる
盗塁を敢行するのだ。
このストップウォッチに裏付けされた盗塁なので
ギャンブルではなく、むしろ一番確率の高い作戦となったのだ。
そして、そのあと井端のタイムリーが飛び出し、
瀬戸際でこのゲームを拾った日本は盛り上がるきっかけとなった。
そして
このゲームのみで鳥谷と井端はヒーロー扱いされることになった。
本題はキャッチャーの肩についてだ。
1.9秒という制限のあるキャッチャー。
この1.9秒の間に、
キャッチングをし、
ボールを持ち替え、
ステップしなら送球の体勢をとり、
強い球をベースへ投げる、
という行為を連続させる。
この行動をどれだけ短縮できるかが勝負となる。
そしてこれらを構成する要素に古田のことばを借りれば、
速く、強く、正確に。
という3要素がある。
この3要素において最も重要なものはどれかというと・・・