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盗塁の技術Ⅶ

3つ目の要素、スライディング。

スライディングは足から行く場合は、

左足を折るスタイル(右足がベースに触れる)と

右足を折るスタイル(左足がベースに触れる)がある。

 

走塁は左回りなので左足を折ってスライディングをした方が、

次の塁への一歩が切りやすい。

右利きの人は、左足を折ってスライディングすることが多い。

 

右足を折ってスライディングは、左利きの人が多い。

盗塁した時、送球がそれても顔に当てず、背中に当て、

怪我を防ぐ効果がある。

 

スライディングの多くは、最後に地面と接触した足の側を

折って、反対の足を伸ばす。

 

地面に触れている足の方が、地面と近いわけで体を沈めやすい

からだ。

 

逆に、浮いている方の足を折るには、地面と距離がある分、

ジャンプする格好になり、おしりが地面に着くまで時間ができるのと

体に衝撃を与えるので、あまりこれではやらない。

 

したがって、左足を折ってスライディングするには、

塁間11歩か13歩となる。

右足を折れば、10歩か12歩だ。

 

 

鈴木は左足を折ってスライディングするスタイルだ。

鈴木は、

盗塁では11歩を基本としているが、

歩数が合わず、12歩を要した場合は、最後に着地した右足を

跳ねる形で飛んで、スライディングする。

 

恐らく、右足を折ってのスライディングができないので

こうせざるを得ないのだろう。

 

歩数が合わない場合は、最後に歩幅を細かくして、

合わせていく事が多いが、

鈴木は飛ぶ形で合わせ、スライディングする。

こちらの方が時間をかけずに行けるからだろう。

 

こういう場合に対応できるようにどちらでも滑ることができるように

しておくことは、便利でゲームを有利にする。

 

しかし、こんなことがあった。

それは・・・

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