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狙い球を絞る以外にもあった決め打ちⅡ こうして打ち砕く

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昨日からのつづきで

読みや狙い打ちや絞って打つということの、もう一つの方法とは。

 

それは、打ち方を決めるという方法だ。

 

理想のスイングや得意な打ち方を日頃、多く繰り返し、自分の体に染み込ませる。

そして、その打ち方ができる球だけ待つのだ。

 

例えば

インコースを肩のあたりからヘッドを立てて振りぬくというイメージだけもってスイングをかける。

そこに来た球だけそのスイングだけする。

他の球はいっさい打たない。

 

例えば

大谷のようにピッチャー側の肩をぐうっと開かないように持ちこたえ、

中へ入れるようにして、ヘッドが投手側に向くようにトップを決めて

そこから振り下ろすだけで真ん中から外目の球を逆方向へもっていくイメージだけもって、

スイングをかける。

そこに来た球だけそのスイングだけする。

他の球は一切打たない。

 

そのスイングだけしかしないので

自分としては「いける」と判断しても、そのイメージとは違う球の軌道や

球速だった場合は、それに合わせることはしない。

当然空振りする。それでいいと割り切る。

 

早いカウントからだけこの決め打ちをして追い込まれれば、もうヒットを打とうとしない。

ファールを打ち、フォアボールを狙う。でもいいし、追い込まれてもさらに、この決め打ちを繰り返し、

三球それが出来なければ、三振でもいい。

 

カーブを打つことが下手な打者は、カーブを狙っても打てない。

インコースが苦手な打者が、インコースをケアしていては、真ん中さえ、打てなくなる。

 

決め打ちは、コースや球種を狙うという相手ピッチャーに合わせるだけでなく、

打者主体である

「俺が得意とする打ち方だけでお前を打ち砕く」

という決め打ちもあるだろう。

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