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ランナー1,2塁のバントは難しいという話をした。
それは、コチラ⇒2017-11-24 ランナー1,2塁でのバントは難しい
難しい理由はフォースプレーであること、ファーストが自由に動けること、
3塁は投げやすいということだった。
そして、3進させるためのバントは3塁手に捕らせることがセオリーだ。
一見、3塁に転がすと3塁ベースに近いから刺しやすいと思いがちだ。
2塁のランナーを3塁へ進めたい。この時、3塁手に捕らせるわけだが、3塁手に捕らせたら
捕ったあと、すぐ後ろに振り向けば3塁ベースがそこにあるわけで刺しやすいと思いがち。
ところが、実は3塁手が捕るとサードでは、まず刺せない。
2塁にランナーがいると、3塁手は思い切って前に出られない。
3塁ベースを空けてしまうと、2塁ランナーにスタートを切られる可能性があるから。
スタートを切られないとしても3塁手がベースから離れれば、リードを大きくとられる可能性があり、
バントした時のスタートを切りやすくさせてしまうということもある。
3塁手が思い切って前に出られないため3塁手に捕らせれば、シフトを敷いていない限り3塁で
刺すということはできない。シフトを敷いていなければ、3塁ベースカバーもいない。
これらの理由で、3進させるためのバントは3塁手に捕らせろということになる。
これを逆手にとる守備のシフトがある。
それは、次回へ。
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