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先週、技術に甘い高校生などのアマチュアは過度のアピールは避けないと
落とし穴が待っている場合があるという話をした。
それは、コチラ⇒2017-12-22 過度のアピールには落とし穴 ダイビングキャッチ
今夏の高校野球、甲子園での試合でショートの選手がファールフライをスライディングキャッチした。
ナイスプレーしたこの選手は、捕球するとすぐさまグラブを掲げ、無理矢理立ち上がりアピールをした。
捕ったぞと。
これは、グラブに収めたら立ち上がらない方がいい。
スライディングし、グラブに収まろうかというこの打球の処理は、ボールが見えるくらいはみ出していた。
それを右手で抑えて捕球した。
体はスライディングしている。動いているので不安定だ。
この状況で審判へ、味方へ、スタンドへ捕ったことをアピールするのは落球を招きかねない。
打球を収めたグラブからボールが飛び出さないよう両手を動かさず、
なるべく平定を保つように安定させるのだ。
そのためには、体全体をなるべく動かさないようにする。
間をおいて完全捕球が認められると自分で認識したら、立ち上がればよい。
だからそのまま寝ていればいい。そのあとゆっくり立ち上がればよい。
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