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関東大会初戦 清宮ライナー 高校野球ホームラン

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20日から高校野球関東大会が始まっている。

わずか、5日間で勝負を決する大会だ。

一回戦からのチームは優勝するためには5日間で4試合をこなす。

ピッチャーを過度に起用するチームはない。目標はあくまで夏だ。

 

昨日は、東京チャンピオンの早実が登場。

清宮のホームランも飛び出し、日曜の試合ということも相まって球場は超満員。

タイブレークの末、逆転サヨナラ勝ちとなった。

 

それにしても昨日のホームランはあの打ち方、あの軌道でホームランになるとは。

高校レベルでは、抜けてしまっている。

 

早実は先日、熊本へ招待され数試合を戦った。

清宮人気で球場に多くの人を集め、

秀岳館戦では清宮と勝負し、情報を得るため2番を打つ打者が敬遠され、物議を醸した。

 

昨日の関東大会初戦でも打った清宮のホームラン数が話題になっている。

そこでこんな記事を目にした。

 

早実・清宮92本で大騒ぎ 通算HR“練習試合”含むに疑問符

 

この場でも何度か記したが、このホームラン数は大きな意味を持たない。

話題性を提供するだけのものであり、多くの人の関心を買うため以外ない。

 

高校野球のホームラン数は練習試合を含み、試合数や相手がバラバラであり、

相手のピッチャーのレベルも知れない、比較をするに無理がある。

 

数も公式記録員が数えているわけではなく、あくまで各チームでのスコアブックを基にしており、

記録といってもあまり価値があるものではなくなる。

 

超高校級の選手にとって

たとえば、予選の一回戦であたるようなピッチャーの球などフリーバッティングだ。

そういったピッチャーを多く打ったり、多くの練習試合をこなせば、数に差が出るのは当然で

数字だけ比較して優劣は計れない。

 

フリーバッティングで投げるキャッチボール程度か、

あるいは、それに毛が生えたくらいの緩い球は飛ばすに技術を要する。

ところが、一般的なイメージで130㌔くらいを表示するような球は、

ちょうど打ちごろのおいしい球となり、反発で飛ばせるのでホームランはよく出る。

このくらいの球を投げる高校生が多いのでレベルの落ちるチームと対戦することが

ホームランするに一番打ちやすい。

明日へ続ける。

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